管内情勢
位置と地勢
本消防本部は、1市3町(鳥栖市・基山町・みやき町・上峰町)から構成され、佐賀県の東部に位置し、その周辺の半分以上が福岡県に隣接しており、生活基盤である産業・経済・文化などは、福岡市から久留米市へかけて広がっている帯状都市圏に包含されている。
地勢は、北部の九千部山系の山岳地帯から、南部は県境を流れる筑後川に向かって、山麓、丘陵地を経て、水田と地水利に恵まれた筑紫平野が広がり、その地形を生かして果樹・園芸、内陸工業地、田園地帯を形成している。
管内には国道3号と国道34号、JR鹿児島本線と長崎本線、高速道路九州道と長崎道、大分道がそれぞれ分岐交差しており、また主要地方道久留米基山筑紫野線、国道264号などが縦横に走り、さらに九州新幹線鹿児島ルートも平成23年3月に全線開通し、まさに鳥栖市を基点とした九州の陸上交通の主衝となっている。
この地理的条件を生かし福岡都市圏のベッドタウン及び商工業団地などの整備が推進されてきた。
また、新都市構想に基づく鳥栖北部丘陵新都市開発整備事業や鳥栖流通業務団地整備事業などの大型開発事業を中心に総合的な内陸工業・物流都市として、今後ますますの発展が期待されている。













